田坂広志さんの講演会 最終回
いきなり結論めいたことを書いてしまいますが、やはり講演会における講師と聴衆の間柄にも、「需要と供給」が大事ではないでしょうか。
私は今回の田坂広志さんの講演に参加して、それを確信しました。
どんなに田坂さんが短い時間で、「知識社会で活躍する人材の条件」を、様々なキーワード(「資格ブームの落とし穴」、「職業的な智恵の習得」、「人間力」、「自己投資の目に見えないリターン」等々)で熱く語られても、聴く側にそれを受けとめるだけの「エネルギー」がないと、ただの知識として頭の中を素通りするだけかもしれません。
前回も書いたように、田坂さんは講演で「集中力」という贈り物を与えてくれました。私は一時間、集中していたつもりでしたが、はたして本当にそれが「集中力」だったのだろうか、それともただ緊張していただけだったのか、と思わず自問自答してしまいました。
手元には当日の講演の資料があります。ありがたいことにチェックボックスも付いています。これを読めば、いつでも講演会のことが簡単に思い出せますし、田坂さんが話されたことは著作と重なっていますので、より一層の理解を求めるのならば、また本に戻ればいいわけです。
ただ、もちろん田坂さんも何度もその著作で語っていますが、いかに素晴らしい講演を聴いたからと言っても、私が自分の仕事にそれを生かすことができなければ、講演会にわざわざ足を運んだ意味がありません。またそうしなくては、田坂広志さんの講演という需要に対して(私は今回の講演に関しては講演側が「需要」だと考えています)、私がそれを供給することができないのです。
「時間は不平等ですよ」
今回の講演で一番私の心に響いた言葉です。
「長さは平等ですけど、密度は不平等です」
「同じ講演または講義でも、ただ聴いている人と、講師から何かを盗み取ってやろうという人では、同じ一時間でもまったく違ったものになります。とにかく不平等なんです」
一時間の講演は私にとって、それはそれは短く過ぎていきました。でも、それは会場の雰囲気とか、初めて拝見した田坂さんの姿に舞い上がっていたせいかもしれません。
7月3日の講演会を振り返って、「あの日、私は誰よりも密度の濃い時間を過ごした」と思えるのは、私の仕事(または生き方)に対する姿勢でしか証明できないのです。そしてその時間の不平等さを嘆く結果にならないよう、自分の仕事と将来をしっかりと見据えていきたいと思っています。そして、いつの日か必ず田坂さんを沖縄に、てぃーだの力で、呼びたいと強く願っています。
「てぃーだに広げよう、田坂広志さんの輪」会長
私は今回の田坂広志さんの講演に参加して、それを確信しました。
どんなに田坂さんが短い時間で、「知識社会で活躍する人材の条件」を、様々なキーワード(「資格ブームの落とし穴」、「職業的な智恵の習得」、「人間力」、「自己投資の目に見えないリターン」等々)で熱く語られても、聴く側にそれを受けとめるだけの「エネルギー」がないと、ただの知識として頭の中を素通りするだけかもしれません。
前回も書いたように、田坂さんは講演で「集中力」という贈り物を与えてくれました。私は一時間、集中していたつもりでしたが、はたして本当にそれが「集中力」だったのだろうか、それともただ緊張していただけだったのか、と思わず自問自答してしまいました。
手元には当日の講演の資料があります。ありがたいことにチェックボックスも付いています。これを読めば、いつでも講演会のことが簡単に思い出せますし、田坂さんが話されたことは著作と重なっていますので、より一層の理解を求めるのならば、また本に戻ればいいわけです。
ただ、もちろん田坂さんも何度もその著作で語っていますが、いかに素晴らしい講演を聴いたからと言っても、私が自分の仕事にそれを生かすことができなければ、講演会にわざわざ足を運んだ意味がありません。またそうしなくては、田坂広志さんの講演という需要に対して(私は今回の講演に関しては講演側が「需要」だと考えています)、私がそれを供給することができないのです。
「時間は不平等ですよ」
今回の講演で一番私の心に響いた言葉です。
「長さは平等ですけど、密度は不平等です」
「同じ講演または講義でも、ただ聴いている人と、講師から何かを盗み取ってやろうという人では、同じ一時間でもまったく違ったものになります。とにかく不平等なんです」
一時間の講演は私にとって、それはそれは短く過ぎていきました。でも、それは会場の雰囲気とか、初めて拝見した田坂さんの姿に舞い上がっていたせいかもしれません。
7月3日の講演会を振り返って、「あの日、私は誰よりも密度の濃い時間を過ごした」と思えるのは、私の仕事(または生き方)に対する姿勢でしか証明できないのです。そしてその時間の不平等さを嘆く結果にならないよう、自分の仕事と将来をしっかりと見据えていきたいと思っています。そして、いつの日か必ず田坂さんを沖縄に、てぃーだの力で、呼びたいと強く願っています。
「てぃーだに広げよう、田坂広志さんの輪」会長
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ども!台風5号が、近くを通過中です。そんな日には、家でおとなしくしてようよ。大人なんだし。と、言いたいところなんですが、出かけました。デート、デート。台風でもデートなら出...
田坂広志『営業力』を読む。【きたちんのばかいもの贔屓(びいき)】at 2005年07月19日 00:23
この記事へのコメント
会長、最終回ありがとうございました^^
>「長さは平等ですけど、密度は不平等です」
ひぐらしさんは、密度か濃かったんでしょうね~。
①②③を読んで、そう感じました。
これからも、輪を広げていきましょう!
おつかれさまでした^^
>「長さは平等ですけど、密度は不平等です」
ひぐらしさんは、密度か濃かったんでしょうね~。
①②③を読んで、そう感じました。
これからも、輪を広げていきましょう!
おつかれさまでした^^
Posted by ゆうき at 2005年07月14日 10:59
ゆうきさん、ありがとう。
疲れましたよ~、本当に。
ただ端にこんなこと言ってました、あんなことも語っていました、
と書けばいいんだけど、私の性格上、それが出来ないんですよ。とほほ。
毎日ブログ書ける人って、尊敬しちゃう。
しばらくの間、ぼ~っとすることにします。^^
疲れましたよ~、本当に。
ただ端にこんなこと言ってました、あんなことも語っていました、
と書けばいいんだけど、私の性格上、それが出来ないんですよ。とほほ。
毎日ブログ書ける人って、尊敬しちゃう。
しばらくの間、ぼ~っとすることにします。^^
Posted by ひぐらし at 2005年07月14日 11:50
「時間は不平等」
「長さは平等だが、密度は不平等」
・・・わかります。わかると思います。
表現は違いますが、よく似たことを学生に言っていますので。
この同一の空間には、人の数(もしくは生命体の数)だけ時間が流れていて、それらはすべてちがう速度をもっている。
速く流すこともできるし、可能な限り遅くすることもできる。
だから、この世には5歳の年寄りもいれば、95歳の赤ん坊もいる。
もちろん、どちらが本人にとってしあわせかは、わからない。
でも、それができるのであれば、自分の中を、少しでもゆっくり時間を流す努力は惜しむべきではあるまい。
・・・それが「密度」ということだったのですね。
どうぞ、密度の濃いブレイクタイムを!
「長さは平等だが、密度は不平等」
・・・わかります。わかると思います。
表現は違いますが、よく似たことを学生に言っていますので。
この同一の空間には、人の数(もしくは生命体の数)だけ時間が流れていて、それらはすべてちがう速度をもっている。
速く流すこともできるし、可能な限り遅くすることもできる。
だから、この世には5歳の年寄りもいれば、95歳の赤ん坊もいる。
もちろん、どちらが本人にとってしあわせかは、わからない。
でも、それができるのであれば、自分の中を、少しでもゆっくり時間を流す努力は惜しむべきではあるまい。
・・・それが「密度」ということだったのですね。
どうぞ、密度の濃いブレイクタイムを!
Posted by びん at 2005年07月16日 03:49
探偵団さま(私は、この呼び方しか出来ませんわ)、
>だから、この世には5歳の年寄りもいれば、95歳の赤ん坊もいる。
>もちろん、どちらが本人にとってしあわせかは、わからない。
おっしゃるとおりですね。
時間というものは、かなり主観的なものですもんね。
もちろん、充実した時間を過ごした=幸せ、とも限りませんよね。
幸せだって尺度がない主観そのものですから。
探偵団さまの、ワタクシへの「宿題」記事、首を長くして待っています。^^
>だから、この世には5歳の年寄りもいれば、95歳の赤ん坊もいる。
>もちろん、どちらが本人にとってしあわせかは、わからない。
おっしゃるとおりですね。
時間というものは、かなり主観的なものですもんね。
もちろん、充実した時間を過ごした=幸せ、とも限りませんよね。
幸せだって尺度がない主観そのものですから。
探偵団さまの、ワタクシへの「宿題」記事、首を長くして待っています。^^
Posted by ひぐらし at 2005年07月16日 08:52
講演会レポート、お疲れさまでした。
副会長でありながら何にもサポートできず、すみませんでした。
>「長さは平等ですけど、密度は不平等です」
この言葉、グサリと胸に刺さります。「不平等」であって「不公平」ではないんですよね。
「密度を濃く」というと、短時間で勉強した量とか達成した仕事の数って考えがちですけど、田坂さんの解釈でいくと「成長した度合い」になるのかなと思います。
日々の出来事をどれだけ成長の糧とできるか。自分と戦うことが嫌いな僕にとっては難しい課題ですが、田坂さんの本は戦うエネルギーを与えてくれます。講演会に参加すると、そのエネルギーに点火されちゃいそうですね。
副会長でありながら何にもサポートできず、すみませんでした。
>「長さは平等ですけど、密度は不平等です」
この言葉、グサリと胸に刺さります。「不平等」であって「不公平」ではないんですよね。
「密度を濃く」というと、短時間で勉強した量とか達成した仕事の数って考えがちですけど、田坂さんの解釈でいくと「成長した度合い」になるのかなと思います。
日々の出来事をどれだけ成長の糧とできるか。自分と戦うことが嫌いな僕にとっては難しい課題ですが、田坂さんの本は戦うエネルギーを与えてくれます。講演会に参加すると、そのエネルギーに点火されちゃいそうですね。
Posted by luckyman at 2005年07月18日 16:00
やっと来ましたね、副会長。^^
>副会長でありながら何にもサポートできず、すみませんでした。
副会長の任務はね、
「田坂さんを目の前にして、頭が真っ白になり、オロオロしている私の横で、
しっかりと会の目的と熱意を田坂さんに伝えること」
です。それだけは、しっかりとお願いしますよ。
>「密度を濃く」というと、短時間で勉強した量とか達成した仕事の数って考えがちですけど、田坂さんの解釈でいくと「成長した度合い」になるのかなと思います。
そのとおりね。密度の濃さは、何かを凝縮するということではなく、それをいかに内外に生かしていけるかで判ってくるものだと思っています。
>田坂さんの本は戦うエネルギーを与えてくれます。
今のところ、「田坂さんの会@てぃーだ」の男女比率が5:5。
もし仮に、男性陣が副会長が言うように、「戦うエネルギー」を田坂さんから与えられているとしたら、私を含め、女性陣は何をもらっているんだろう、今、ふと思った。
12月はみんなで対談組まないといけないね~(笑)。
>副会長でありながら何にもサポートできず、すみませんでした。
副会長の任務はね、
「田坂さんを目の前にして、頭が真っ白になり、オロオロしている私の横で、
しっかりと会の目的と熱意を田坂さんに伝えること」
です。それだけは、しっかりとお願いしますよ。
>「密度を濃く」というと、短時間で勉強した量とか達成した仕事の数って考えがちですけど、田坂さんの解釈でいくと「成長した度合い」になるのかなと思います。
そのとおりね。密度の濃さは、何かを凝縮するということではなく、それをいかに内外に生かしていけるかで判ってくるものだと思っています。
>田坂さんの本は戦うエネルギーを与えてくれます。
今のところ、「田坂さんの会@てぃーだ」の男女比率が5:5。
もし仮に、男性陣が副会長が言うように、「戦うエネルギー」を田坂さんから与えられているとしたら、私を含め、女性陣は何をもらっているんだろう、今、ふと思った。
12月はみんなで対談組まないといけないね~(笑)。
Posted by ひぐらし at 2005年07月18日 23:01
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